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・航海及び停泊中の甲板、船橋及び機関室における当直
・クリーニング及びサーフェスメインテナンス
・船積み及び陸揚げ中の検査及び監視
・エンジン及び機械設備のオーバーホール、修繕及びメインテナンス
・シップメカニック見習生の教育等にわたりシステムとしての船全体についての知識を必要とする。
ノルウェーのシップメカニック制度は、見習生をできるだけ早く能率的な方法で職務を遂行できるようにし、かつ、将来の教育及び人間形成のための準備をすることが意図されている。
シップメカニックになるためには、3カ年の養成コースに進み、シップメカニック見習生としての教育訓練を受けなければならない。シップメカニックを配乗している船舶に見習生として雇用され、シップメカニックと同じ職務を果たしている20才未満の者は、シップメカニック見習生とみなされる。
シップメカニック見習生の教育訓練は、各地域(郡)の研修制度委員会に承認されたノルウェー籍船を保有する海運会社に委託されている。こうした会社と見習契約を結んで雇用される見習生は、シップメカニックの教育訓練計画に基づいて適切な船舶トレーニングを受け、また義務的な基礎教育と専門教育に参加する機会を与えられる。
しかし、甲・機両用制度はノルウェーで実施されてはいるが、現在この資格を取得して就労しているノルウェー人船員は非常に少ない。
ノルウェーでは、近代化船の乗組員に対してはSTCW条約の定める要件に従って教育訓練を行っている。

 

?A船員配乗
近代化船と在来船を区別していない。従って、甲・機両用制度は近代化船と在来船の区別なく適用されている。
ノルウェー籍船の船員乗組定員は、1987年3月17日に改正されたノルウェー籍船の船員配乗規則に従い、海事庁によって、船舶及び乗組員の安全を維持するために必要とされる「最低安全定員」を個別に決定される。
ノルウェー籍船には在来船籍(NOR)の登録船とNIS登録船であるとを問わず、近代化船にも在来船にも外国人船員を配乗しているが、船主の政策によって標準的な混乗パターンはなく、一方のノルウェー人船員フル配乗の船舶から、他方の外国人船員フル配乗の船舶に至るまで、多様な比率で運航されている。
この結果現在ノルウェー籍船の乗組員の85%が船長を含む外国人船員で占められている。

 

 

 

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